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屋外管理で新芽の数がすごいフランスゴムの木(フィカス・ルビギノーサ)

フランスゴムの木 フィカス

テーブル観葉というよりも「樹木」的な育て方をしたかったため
横の広がりが大きい個体ではなく、より縦へ向かって成長している本種を探していました

京都の高島屋にて4,980円にて購入

少しお値段は張りましたが樹形・状態ともに綺麗で即決

2025年7月25日|お迎え〜植え替え後の様子

7月15日に購入後、10日間の養生生活を経て植え替えを実施

植木鉢はStandardProductsにて550円で購入

2025年8月6日|植え替え養生後、動き出す新芽

背丈の変化はあまり無いものの、根元付近で脇芽が密集し始めました

曲木や傷をつけたりすると、それが刺激となり脇芽が生えやすいと言われていますが
まさにその通り、ちょうどカーブ付近でいくつもの芽が確認できます

成長点付近も新芽が動き出す

養生も落ち着き、成長も進み出したので
ここから屋外ベランダでの育成に切り替えていきます

2025年8月17日|屋外生活10日経過

この10日間、何度もゲリラ豪雨が襲いましたが
ほとんどトラブルなく、むしろ元気もりもりで育ってくれました

午前中は日差しが強く、夕方にドサっと降ってすぐに止むといった日を繰り返していました

止まらない脇芽

ダイジェスト

① 2025年7月25日
② 2025年8月6日
③ 2025年8月17日

背丈も少し伸びましたが、とにかく根元付近の脇芽が生い茂り
生命力あふれる姿へと成長

育成環境

置き場所

ほぼ真北向きのベランダ

4階で屋根はあるが東西に外壁は無く、風通し良好(むしろ強すぎるくらい)

小雨程度なら防げるものの、ゲリラ豪雨など強雨時は完全に雨ざらし状態

直射日光は午前中は9時ごろまで、午後は16時~日の入まで
強烈な昼間の直射日光は防げています

晴天時10時ごろ

ゲリラ豪雨時 

陶器鉢、素焼き鉢、駄温鉢など重さのある鉢で
土もパーライトなどの軽量素材はほとんど使わず、鉢の転倒を防止

素焼きや駄温鉢は鉢からも水分が蒸散するので蒸れにくく
雨ざらし環境で育成するにはとても有効です
藻が生えやすいようですが現状その兆候は無し

用土

フランスゴムの木という名前ですが

原産は“オーストラリア東部”です(本当に意味わからん)

オーストラリアの土壌特性は酸性寄り・排水性が高い・痩せた土壌

原産地の土壌環境に寄せた方が良く育つという考えなので
上記の特性を押さえつつブレンドしていきます

オリジナルブレンド

  1. 酸性寄り・・・鹿沼土・赤玉土主体の構成
  2. 排水性が高い・・・日向土(軽石)の割合を増やす
  3. 痩せた土壌・・・ピートモスや堆肥など有機質は使用せず、無機質のみで構成

原料:赤玉土4、鹿沼土3、日向土2.5、ゼオライト0.5
元肥:マグァンプK

排水性抜群のパーライト等を混ぜても良かったですが
屋外に出すので、なるべく鉢全体の重さを確保するために上記構成にしています

水やりと肥料

フィカス属はとにかく「肥料喰い」で「水が大好き」です
※常に湿っている状態は嫌います。

乾湿のメリハリ、肥料切れさせないことが大事

水やり

屋外で絶えず風が流れ、排水性も良い用土を使用しているため
雨が降らなければ表土は2日でほぼ完全に乾くといった状態

雨が降らなければ2日1回のペースで水やり

肥料

コンセプトは規定量より薄く・少なく・頻度を多く与えていく

品名種別成分濃度頻度
マグァンプK元肥N6-P40-K6-Mg15規定量植替時に用土へ混ぜ込み
ハイポネックス原液肥料N6-P10-K51000倍5日に1回
リキダス活力剤コリン、フルボ酸、アミノ酸、etc500倍5日に1回
メネデール活力剤二価鉄イオン200倍植替後や調子が悪そうな時

今後の育成方針

購入時点ですでに樹形が完成されており、このサイズ感を維持したほうが
綺麗な気はしますが

生長点を止めることはせず
このまま上へ上へ伸ばしていこうと思います。

どこかのタイミングで剪定するなり曲木をするなり対処する必要があると思いますが
少なくとも来シーズンまではこのまま成長を見守ろうと思います。

つづく

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