水が切れると葉がしおれるコーヒの木

萎れたコーヒーの木 コーヒーの木

とっても艶やかな葉で”THE 観葉植物”といった見た目のコーヒーの木ですが

「水やり」に関しては要求されるレベルが少々高め

サンスベリアやガジュマルように「ちょっと放置しても平気」というタイプではないため

水やりのタイミングや空気の湿度に注意が必要です。

水切れしたコーヒーの木の様子

水が足りなくなると、コーヒーの木の葉は 全体的にしおれて垂れ下がり ます。
特に柔らかい若葉から元気をなくし、手で触るとフニャっと力が抜けたような感触。
株全体が「ぐったり」とした印象になります。

「ちょっとかわいそう…」と思えるくらいはっきり変化するので、他の観葉植物よりも水切れに気づきやすいのが特徴です。


本当にわかりやすい水切れのサイン

2025年8月の晴れ間が続いている室内環境で
丸3日間水やりをしていなかった時の様子です

上から見ても広がり・張りが無くなっている状態

水やり後の変化

たっぷりと水を与えると、数時間〜半日ほどで ピンッと葉が立ち上がり、みるみる元気を取り戻します。
艶のある濃い緑色が戻り、しおれた姿がウソのようにシャキッと復活。

「本当に生きているんだな」と実感できる瞬間です。

水やりから3時間経過

上から見ても葉が艶やかになり、全体まで水分が行き渡っている感が溢れています


水やりのコツ

  • 土の表面が乾いてから、鉢底から水が流れるくらいたっぷり与える
  • 夏場は特に乾きやすいので、こまめに様子を見る
  • 冬は生長が緩やかになるため、水のやりすぎに注意

「水が好きだけど過湿には弱い」一般的な観葉植物と基本的には同じですが

コーヒーの木は過湿に弱いが乾燥にも敏感

日頃から葉を観察して水切れの兆候が見えたらたっぷり与えてあげましょう

1シーズンの成長記録

2025年4月14日

園芸店で購入した直後の様子

葉先が茶色く枯れている部分はバッサリ切ってしまいました

肥料は置き肥料(タブレットタイプ)を施肥

2025年6月18日

約二ヶ月後

真ん中の小さい幹は”日光を受けれていない”or”栄養吸収を両隣に負けている”のか
なかなか背丈が伸びてくれません

次回植え替え時は株を分けてみようかと思います

2025年6月28日

同じ環境で育てているフィカス属たちの成長が早すぎて見劣りしてしましますが
背丈も葉の数も順調に成長してくれています

2025年7月17日

水やり後の葉の艶やかさはどの植物よりもパキッとしており
これぞ観葉植物という感じ

この辺りから暑さが本格化してきたので置き肥料(タブレットタイプ)をやめて
ハイポネックス原液を1000倍に薄めたものを1週間に1回ほど施肥しています

他の観葉植物と比較して細く弱々しい根っこで、肥料焼けが心配なので
公式では500倍程度の希釈率ですがさらに倍の1000倍で施肥しています

現在、コーヒーの木は完全無機質用土で育成していますが
本来は肥沃で水捌けの良い火山質の土壌が原産国の土壌環境のようです

つまりは無機質よりも有機質でフカフカな土が適しているということ

次の植え替え時はこういった原産国に寄せた土壌づくりをしたいものですね

2025年8月6日

おしゃれさを優先して透明鉢にした結果、かなりの藻が生えてしまいました

植物の根も直接日光を受けるのは嫌うので
透明で無ければもう少し根の生育も良かったかなと少し後悔

2025年8月27日

まだまだ新しい芽の展開が止まらない

コーヒーの木の新芽は葉と葉の間から双葉で成長してきます
ちょうど手を合わせたような形でニョキニョキ出てくるので可愛いです

徐々に木質化してきた幹

それでも細く、まだまだ木と呼べるほど逞しさはない

今後の育成方針

コーヒーの木は1年を通して大きく変わらない気候が良いとされていますが
1日の中で昼夜の寒暖差がハッキリしているのが適した環境だそうです

夏の終わりが近づいてきた8月末現在、ここからまた成長シーズンを迎えると思うとワクワクします

  • 現地の環境に合わせ有機質を含む用土への植え替え
  • 根を日光から隠せる透明鉢以外への植え替え
  • 三本ある幹を個別に植え替え

これらを今シーズン中にできれば良いなと思いますが
冬越しのことを考えて来シーズンにする可能性も

次回のご紹介を楽しみにお待ちください

つづく

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