見切り品から3ヶ月で超健康になったフィカス・リラータ(カシワバゴム)

見切り品のカシワバゴム フィカス

近くのホームセンター(DCM)で値段を下げられ
誰からも見向きされていないようなカシワバゴムの木を保護して復活させていきます。

3ヶ月間の成長過程

2025年7月13日(お迎え)

新芽の成長が止まっており、一番新しい葉も色が薄く黒い斑点のようなものが散っています。

根の状態もあまり良くなさそうだったので購入後に即植え替えを行いました。
(写真が無いですがDAISOのドロマイト製の植木鉢へ)

2025年7月22日

植え替えから約10日後
早くも新芽が動き出し、新しい鉢にも馴染んできたので屋外北向きのベランダへ放り出しました。

2025年8月6日

屋外へ出してから更に葉の数を増やし、幹も太くなり
艶々の葉が健康さを物語っています。

黒い斑点が散っていた葉も色が濃くなり、かなり目立たなくなってきました。

屋根はあるもののほとんど雨ざらし&4階で風もかなり強く当たる環境です。

2025年8月17日

2025年10月10日

とてつもない伸び。葉が4~5枚一気に増える。

表土付近にも根が上がってきました。

あれから2ヶ月ほど経過。
9月末時点でベランダ管理の植物を一斉に取り込むことに。

2025年10月28日

こう比較すると2週間前と変わらないですが

環境に慣れてきたのか新葉を2枚も展開してくれています。

肥料・活力剤ともに頻度・濃度そのまま継続していますが
肥料焼けの様子もなくどんどん吸収してくれている印象。

植物棚の「フィカスゾーン」素焼き鉢は少しカビ?白いものが付着しだしています・・・

日中の時間帯は20℃前後でまだまだ成長できる温度帯です。

背丈も葉の数も倍以上になり、二回りほど大きめの鉢に変えましたが
1シーズンで既に根が鉢いっぱいに広がっている様子。

育成環境

置き場所(〜9月中旬)

ほぼ真北向きのベランダ

4階で屋根はあるが東西に外壁は無く、風通し良好(むしろ強すぎるくらい)

小雨程度なら防げるものの、ゲリラ豪雨など強雨時は完全に雨ざらし状態

直射日光は午前中は9時ごろまで、午後は16時~日の入まで
(8月中旬〜下旬ごろの日照)

強烈な昼間の直射日光は防げています

晴天時10時ごろ
ゲリラ豪雨時 

陶器鉢、素焼き鉢、駄温鉢など重さのある鉢で転倒を防止。

素焼きや駄温鉢は鉢からも水分が蒸散するので蒸れにくく
雨ざらし環境で育成するにはとても有効です。

今回リラータ用に植え替えたドロマイト製の鉢も一定の重さがあり通気性も良好です。

置き場所(9月下旬〜)

東西に壁がないとはいえ、北向きのベランダでは
9月から直射日光の当たる時間が極端に短くなっていきます。

夜間の外気温も20度近くまで下がる日も出てくるため室内の専用ラックへ移動。

入居時から部屋の照明はダクトレールでした。

既存のライトでは光量が弱かったため、植物育成ライトを二つ購入。

“BRIM”と”HaruDesign”の植物育成ライトを購入(比較実験中)

外観はほとんど一緒でタグシールを見ないとどちらか判別できないほど。

“HaruDesign”社の方には照射範囲を広くできる広角レンズもついていました。

用土

「万能・「安い」・「どの園芸店でも大体売ってる
PROTOLEAF 室内向け観葉・多肉の土

この土に保水力と保肥力を底上げするため

赤玉土を全体の二割ほど追加しました。

水やりと肥料

フィカス属はとにかく「肥料喰い」で「水が大好き」です
※常に湿っている状態は嫌います。

乾湿のメリハリ、肥料切れさせないことが大事

水やり

屋外で絶えず風が流れ、排水性も良い用土を使用しているため
雨が降らなければ表土は2日でほぼ完全に乾くといった状態

雨が降らなければ2日1回のペースで水やり

肥料

コンセプトは規定量より薄く・少なく・頻度を多く与えていく

品名種別成分濃度頻度
マグァンプK元肥N6-P40-K6-Mg15規定量植替時に用土へ混ぜ込み
ハイポネックス原液肥料N6-P10-K51000倍5日に1回
リキダス活力剤コリン、フルボ酸、アミノ酸、etc500倍5日に1回
メネデール活力剤二価鉄イオン200倍植替後や調子が悪そうな時

今後の育成方針

1シーズンでかなり大きくできましたが
来シーズン頃までは剪定や曲げ木などは行わずに

とにかく最大限大きくすることにフォーカスしていきたいと思います。

つづく。

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