フィカス・ウンベラータ|でかくするなら屋外一択

フィカス・ウンベラータ フィカス

Terrafoliaのフィカス・ウンベラータ

スパルタ育成

日に数時間の日照(室内)
肥料無し
週一回の水やり

から

甘やかし育成

屋外管理でガンガン直射日光
肥料じゃぶじゃぶ
水もじゃぶじゃぶ

に育成方法をガラッと変えてみました。

成長スピードが特徴のウンベラータですが
環境を揃えるとどこまで成長するのか見ていきましょう

成長記録

2025年7月3日の様子

北向の窓際で1週間ほど養生させた後、盆栽用の針金で曲木をしたところの様子

新芽が開きそう
葉の色は濃い緑!というよりは黄緑に近い感じ

2025年8月6日の様子

撮影角度が違いますが、明らかに葉が生い茂っているのがわかるかと思います。

幹の成長(背丈)

天芽ギリギリまで針金をかけていましたが
1ヶ月で約10cmも成長

幹の成長(太さ)

もともと直幹だったものを盆栽用の太めの針金で曲木に挑戦していましたが、、、

めちゃくちゃ幹に針金が食い込んでいる・・・

成長期に針金での曲木はやめたほうが良い
やるなら成長が緩やかな秋ごろから針金をかける or 支柱と麻紐などでやりましょう

葉の成長

(左)一番古い葉と (右)屋外育成で新しく生えた葉

手のひらに収まり切らないサイズまで成長

葉の枚数:7枚→15枚

育成環境について

コンセプトは「ガンガン(直射日光)じゃぶじゃぶ(水,肥料)」

多少の徒長や葉焼けは気にせず
全体を大きくすることだけに集中しました。

置き場所

「北向き」のベランダで屋根はあるが東西に壁は無く
午前は10時ごろまで、午後は16時から、合計6時間程度の直射日光が当たる環境

風通しも良好

用土

市販の観葉植物向けの土を独自で割合配合しています。

PROTOLEAF 室内向け観葉・多肉の土(8割)

配合原料:鹿沼土・パーライト・赤玉土

水はけが抜群に良い
水切れを色で判別しやすい
速効性&緩効性の化成肥料配合

もはやこれ単体でも十分なくらい優秀な用土です

花ごころ 観葉植物の土 マグネシウム配合(2割)

配合原料:木質堆肥・ココナッツファイバー・パーライト・バーミキュライト

木質堆肥など有機質入り
バーミキュライトで保水性◎
緩効性の化成肥料配合

この培養土、単体使用や割合を多くしてしまうと
水もちが良すぎるのでなかなか乾かない&有機成分もあるため虫が湧く可能性が高まります

正直、これ単体で使うのはあまりおすすめしない

水やりと肥料

基本的に、ウンベラータを含むフィカス属は非常に「肥料喰い」かつ「水が大好き」です
※常に湿っている状態は嫌います。

乾湿のメリハリ、肥料切れさせないことが大事

水やり

表土が完全に乾き切ったら鉢底から流れるくらいたっぷり

屋外管理の場合、雨の日でなければ翌日には
表土はほぼ乾いているのでだいたい2日に1回

浴室のシャワーで水やりをするので葉水も同時に
ほこりや葉に付着した虫なども水圧で流していきます

肥料

コンセプトは規定量より薄く・少なく・頻度を多く与えていく

品名種別成分濃度頻度
マグァンプK元肥N6-P40-K6-Mg15規定量植替時に用土へ混ぜ込み
ハイポネックス原液肥料N6-P10-K51000倍5日に1回
微粉ハイポネックス肥料N6.5-P6-K191000倍10日に1回
リキダス活力剤コリン、フルボ酸、アミノ酸、etc500倍5日に1回
メネデール活力剤二価鉄イオン200倍植替後や調子が悪そうな時

まとめ

  • 早く大きくしたいなら屋外管理一択
  • 液肥、活力剤は規定量より薄めで頻度を多くしてあげる
  • 成長期に針金で曲木しない
  • 多少の葉焼けは気にしない
  • 突風による鉢の転倒に注意(重めの土・鉢にするなどして対策)

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